戦力分析 〜part2〜

今日はJ2です。
昨日も書いた通りJ2は2試合増えた全48試合という
世界的にみても過酷なリーグ戦となります。
さらに今年はJ1からの降格チームが過去最多の3チームということで
近年JFLから加入した愛媛草津徳島あたりには特に厳しい年になりそうです。
J1では選手たちもレベルが高くテクニック勝負というところもありますが、
J2はカウンター主体のチームが多かったりとJ1とは異質です。
近年レベルが上がってきていて一昨年は川崎フロンターレ大宮アルディージャ
去年は京都パープルサンガアビスパ福岡プレーオフを経てヴァンフォーレ甲府が昇格して、
ある程度の成績を残しています。スカパーも今年J2の全試合を
生放送にするなど注目度も上がってきています。

J1から降格してきたチームは「もちろん1年でのJ1復帰」
などと言っていますが、悪いけどそう簡単にいく訳がないし、
こちらとしてもいかせる訳にはいかないでしょう。せいぜいうまく昇格
できるのは1チームあるかないかというのが妥当な意見だと思います。
東京ヴェルディにいたってはACLに参加するなどJ2をなめきっているのでは?
そんなチームが1年でJ1復帰できるわけはないと個人的に思っています。
まず戦い方を含めてJ2を知るのに1クール(12、3試合)ほどかかると思います。

自分は仙台が好きなのでもちろん仙台にJ1昇格(復帰)して
もらいたいのですが、それを除くとコンサドーレ札幌サガン鳥栖が有力だと思います。


それでは各チームの戦力分析


コンサドーレ札幌
04年に柳下正明監督が就任してから「5段階計画」を
基にチームを作っているようです。04シーズンは勝ち点30で
最下位と若手主体でひ弱さも見られたチームでしたが、
昨年05シーズンでは勝ち点63で6位とわずか2年間で
J1昇格争いを演じるまでに成長してきています。
そして今シーズンに向けて山形から守備的MFの大塚、
川崎からFWフッキ、水戸からMF関などが加入して
中盤の層が特に厚くなりました。


モンテディオ山形
一昨年は3位、去年は5位と上位をキープしています。
今年から監督が変わり、横浜FMのコーチだった樋口氏が就任しました。
今オフでMF大塚とDF小林が他チームへ移籍。川崎からDF渡辺、
大宮からFWレアンドロ、仙台からMF財前が加入しています。
毎年リーグ屈指の組織、守備力を披露しています。システムは
4−4−2だったが今年からは監督が攻め中心にトーレーニングを
しているようなので変えてくるかもしれないですね。