サッカー色々

昨日のハンブルグの試合は結局逃げ切りました。
バイエルンはホームで最下位ケルンに2−2で分けました。
しかも1−0の時のケルンの決定機で枠に行ったボールをバイエルンのDFが
手を使って掻き出していたのに審判が見えなかったのかそのままスルー。
取られてたらまずレッドでバイエルンは数的不利になったので、
もしかしたらケルンが勝ってたかも・・・?
ケルンは攻撃が魅力的だし、なんかベガルタがJ1に上ってたときと似てるので
何とか残留してほしい!あとマインツも。


ベガルタの話をすると、
後半32分の三浦の約23メートルミドルはJ最高級だった。
でも高桑がもはやワールドクラスのセービング!
明らかに両方ともJ2のプレイじゃない!
あれには元チームメイトのバロンも「ナイスキー」と
声をかけたとか。


こうゆう高桑の頑張りや外人の得点を見てると、
個人技任せとしか言いようがない。
それが果たしていいことなのか?悪いことなのか?
とても複雑だし最近考え込んでます。


1クラブのサポーターとしてみれば、
それはいいプレイで勝利に繋がればこれ以上ない喜びでしょう。
でも自分は、なんかもっと素晴らしい連携から、パス回しから生まれたゴールが見たい。
リーグ序盤にそんなこと言うのは要求が高いかもしれませんが・・・


でもJ2で今まで昇格したほとんどのチームは助っ人(外人)の
素晴らしい活躍があっての昇格していった。


01年のベガルタだってマルコスがいた。
川崎だってジュニーニョマルクスとアウグスとがいた。
新潟にもマルクスが。
京都にはパウリーニョ、アレモン、リカルド。


そして今年のベガルタにも、ボルジェス、ロペス、チアゴ・ネーヴィスがいる。
柏にもディエゴ、フランサリカルジーニョがいる。


J1だって同じ。
去年優勝したG大阪だってアラウージョフェルナンジーニョシジクレイがいた。
浦和にも、エメルソン、(途中からポンテ)、ネネ、マリッチ、そして多くの日本国籍を取得した海外出身選手達がいた。
しかしJ2と違うのは、日本人のタレント選手達も活躍しているということ。
ガンバでは、大黒や宮本。
浦和では田中、坪井など。


J2にはあまり超強力日本人選手は寄り付かない。
J1からオファーがあるから。
だからJ2に外国人選手に依存しているチームが多いのはしょうがないのかもしれない。


話は変わるが、開幕前は点をいっぱい取って取られるサッカーをするであろうと
言われていた仙台が、実際は真逆の守りがいいサッカーをしている。
なんと開幕から5試合で3失点。
しかも1試合で最高1点しか取られていない。


これは日本人DFの努力の証でしかない。
自分としても守りが堅いサッカー(引きっぱなしという意味ではなく)は
結構好きだからうれしい。



キャンプの練習試合ではサイドバックがトップの位置まで上がって試合を進めていた。
しかし前日の神戸戦ではオーバーラップはほとんどなかった。
なかったというよりできなかったというほうが正しいだろうが・・・


これは意図的に実行されているのか?
はたまた偶然か?


見たところによると相手によって戦術、狙いを大きく変えているようである。
当たり前に思えるかも知れないがシーズン序盤に使い分けできているのならば、
選手の戦術理解が高いとも思えるし、
監督の指導力は恐ろしく素晴らしいことになる。
まだチーム指導から2ヶ月ちょっとしかしていないがここまでは7割がた順調に思える。


あさっての鳥栖戦で勝つようなことがあれば、
仙台も柏のあとをつける形になるかもしれない。


序盤戦の勝利はチームに勢いがでるし、選手達の自信になるし、
リーグ後半へのたくわえにもなる。


外国人選手たちも学習能力というか適応力が高いのか、
だいぶ日本のサッカーを理解しているようだ。
神戸戦では1トップのボルジェスが積極的に守備をしていて、
そこからボールを奪い攻撃を仕掛けられていた。
こないだTVでみたレアルのロナウドが自陣深くまで戻って守備をしていた光景と同じだ。
勝ちたいという執念が見え、本当にFOR THE TEAM の精神が強くて素晴らしい!
これからもっともっと実力発揮すると思うので、
怪我がなければ、今のペースを考えると、
ボルジェス、ロペスともに30得点以上あげると思う。 


最後に、自分はベガルタを強くないチームだから応援しているのだと思う。
負けるから勝利がうれしく思えるのだと思うし。


なんか今日はながながと語っちゃいました(笑)